老人ホーム選び

皆さんは老人ホームというと、どのようなイメージを思い浮かべますか。一昔前なら、高齢者たちが家族の関心を得ることもなく、互いに集まって寂しく老後を過ごす場所といったイメージがあったことは事実です。更に言えば「姨捨山」とも言うべき、暗く悲しいイメージを抱いた人もいたかもしれません。ですが近年有料老人ホームを含めた老人福祉施設もそうした過去の暗いイメージを払拭するべく努力をしてきました。例えば有料老人ホーム内の施設や設備、それにクラブ活動やサークル活動等を充実させて高齢者が明るく健康的に、そして快適に過ごせるような環境を作ってきました。また介護サービスや生活サービス等、高齢者の生活に欠かせないサービスを充実させることも忘れず、そのほかいろいろな改善、工夫を施してきました。その中には外見からは有料老人ホームとはわからず、中に入ってみるとちょっとしたホテルやラウンジの様な有料老人ホームもあります。いずれにせよ有料老人ホームが過去の暗く悲しいイメージから脱却し、現在は多くの高齢者が老後を過ごす場所やライフスタイルを考えるときに、普通に思い浮かべる選択肢の一つとなっていることは喜ばしいことでもあります。現在は有料老人ホームで楽しく、快適に老後を過ごす高齢者もたくさんいます。
皆さんは有料老人ホームでの生活をイメージしたことがありますか。現在は有料老人ホームも数を増やし、またそこに入居する高齢者も増え続けています。では有料老人ホームでの生活にはどんな利点、メリットがあるのでしょうか、以下で考えてみることにしましょう。
上で記したように現在多くの有料老人ホームが、以前に比べて居室や食堂、活動室等の設備を充実させています。また建物等もとても美しくなっています。ですが多くの有料老人ホームがそのよさとして前面に押し出しているのがサービスです。そのサービスの中でも特に重視しているものの一つが生活に関するサービスです。高齢者のための食事や家事などのサービスを専門のスタッフが行っています。また、当然ながら高齢者は体力や身体能力の衰えが進んでおり、身の回りのことでも若いときのようにはできません。高齢者の中にはそうした体力の衰えをすぐには受け入れることができず、その結果心理的に打撃を負ってしまうこともあります。そうした場合の心のケアには、やはり専門家、もしくは専門のトレーニングを経たスタッフが必要です。多くの有料老人ホームではそうした生活及び心理ケアのサービスに力を入れています。

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それらに加え、有料老人ホームのサービスの柱はやはり介護サービスです。要介護の高齢者に対しては、専門知識を学んだスタッフが行き届いたサービスを行っています。そうした優秀なスタッフによる行き届いたサービスがあれば、有料老人ホームに入所する高齢者にとっても、その家族にとっても安心できます。

とはいえ介護が必要になっても、決して介護だけに頼りきりになってはいけない、と思います。これは有料老人ホームだけでなく、自宅で介護をする場合にも当てはまることだと思いますが、あくまで高齢者が自立して生活できるためのお手伝いとしての介護を考えたほうがいいでしょう。例えば一人でトイレに行けない高齢者の場合、オムツをつけっぱなしにしているのではなく、トイレに付き添ってあげることです。介護が必要になっても、介護のやり方によっては随分と健康を取り戻すことができると言われており、実際にそれが実現したケースがあります。ですから、皆さんが高齢の家族の介護をしてもらうことを主要な目的に有料老人ホームを探す場合でも、あくまで以上のようなサービスを含めた、高齢者の自立を目標とし、それを意識した介護サービスを行ってくれる有料老人ホームを探したほうがいいでしょう。実際には自立とまではいかなくても、最小限の介護で生活できるように、勿論自立をも視野に入れたケア等も、運動やリハビリを通して、進めてくれる老人ホームもあります。