要介護認定
現在の日本には有料老人ホームがたくさんあります。そして有料老人ホームをはじめとする数多くの種類の老人福祉施設があります。これらの老人福祉施設は高齢者に様々な生活サービスを提供しています。その生活サービスとは、食事をはじめとする家事に止まりません。多くの有料老人ホームではクラブ活動やボランティア活動をはじめとする様々な活動を組織し、高齢の入居者達の参加を促しています。有料老人ホームをはじめとする老人福祉施設は、高齢者達にいろいろな意味での社会参加を与えています。高齢者達はそうした機会を通じてまた新たな生きがいを見出したり、友人と出会ったりして、健康で有意義な老後の生活を満喫しているのです。
こうした老人福祉施設には、生活サービスの他にもう一つ重要なサービスを提供しています。それが高齢者への介護です。老人福祉施設には、それぞれ程度が異なりますが介護を必要とする高齢者が数多く入居してきます。また健康で入居してきても時を経るにつれて介護が必要となる高齢者もいます。そういって高齢者に必要な程度に応じて介護サービスを提供する役割を担っています。従って有料老人ホームを含めた老人福祉施設は、介護とは切っても切り離せない存在となっています。
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高齢社会を反映して、最近は介護や年金に関するニュースや報道が多く取り上げられています。その中の幾つかを、皆さんもよく目にすることでしょう。介護や年金をどのように整備していくか、よりよい形にしていくかが、現在の日本政府に突きつけられた大きな課題です。それは言い換えれば私達個人にとっても非常に大きな課題です。ところで皆さんは要介護認定という言葉を聞いたことがありますか。この要介護認定という制度は、実は日本の介護保険制度において非常に大きな役割を担っています。要介護認定とはその名の如く、ある個人が果たして介護を必要とするかを認定する制度です。この要介護認定は公的な介護認定です。利用者が介護を必要とする状況にあればそのことを公的に認定し、その認定結果に基づいて、そしてその利用者が相応の様々な介護サービスが利用できるようにする、という制度なのです。
その要介護認定では、調査員や医師等専門家の調査や認定を経て、最終的に介護を必要とする度合いを表す認定結果が出されます。認定結果にはランクがあって、最も軽度の要支援1、要支援2から、要介護1、要介護2、要介護3、要介護4、最も手厚い介護を要するとされる要介護5までの7段階に分けられます。また要介護認定の結果によっては、これらのいずれにも該当しない、自立できることを意味する非該当の結果が出ることもあります。
ここからは認定結果のそれぞれの意味を考えていくことにしましょう。要介護状態とは、身体上または精神上の障害があるが故に、入浴や排泄、食事等の日常生活における最も基本的な動作の全部または一部に対して、一定期間にわたって継続する形で、尚且つ常時介護を要すると見込まれる状態を言います。先に紹介したように介護を要する度合いに従って、要介護1から要介護5まで5つの段階に分けられており、要介護5が症状が最も重く、また最も手厚い介護を必要としている状態を意味します。
また要支援状態とは、要介護状態とまでは至っていませんがが、身体上または精神上の障害があるために、一定期間にわたり継続する形で、日常生活を営むのに支障があると見込まれる状態を指します。これも支援を要する度合いに従って、要支援1と要支援2の2段階に分けられます。